菊池寛『父帰る』

今日、6月18日は「父の日」だそうです。
母の日同様、今日は父親に感謝の気持ちを伝えるという人も多いでしょう。

菊池寛の代表作に『父帰る』という戯曲があります。
20年前に出奔した父親が家に帰ってくるというお話で、母親と次男と末の娘は喜んで迎え入れますが
父親が出奔後、一家を支えるために必死に働き続けた長男だけは彼の帰宅を許しませんでした。

最後には、母に哀願されて追い出した父親を追いかけるシーンで終了します。
長男の心情が様々な解釈で受け取られる本作は、是非一度は観てほしいですね。

私の父は、コツコツ真面目に働き家族サービスもしっかりしてくれた理想の父でした。
しかし、私が学生のころに亡くなってしまったので、大人になった今の自分とどう向き合ってくれるのかわからずじまいです。
大人になった私は、老いた父をどのように見るのでしょうか・・・。
決して仲が悪かったわけではありませんでしたが、私と父の間には何かぼんやりとした壁が今でもずっと残っています。

それでは。

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