恐山アンナ「恐山ル・ヴォワール」

雪国での暮らしが長かったので、東京の冬は平気だろうと思ったけど、東京でも冷たい風が吹き込んできて寒いです。
でも、何より寒いと感じるのは気温云々ではなく雪を見ることがなくなったからだと思います。
住んでいた時は大好きとまでは言えなかった雪ですが、見なくなると寂しいものです。

東北や北海道の全てを見たわけではありませんが、私がとても居心地が良かったところがあります。
それは、青森県の「恐山」です。
実は、「恐山」という山自体は存在せず、釜臥山や大尽山などの山々の総称として存在しています。

恐山と聞いて最初に思いつくのは、カルデラ湖である宇曽利山湖が象徴する霊場としての恐山でしょうか。
恐山菩提寺の奥に進むと目の当たりにできるこの湖は、いつ来ても私を泣かせてしまう不思議な力があります。
とても辛いことがあった時は、この宇曽利山湖を何時間も眺めていました。

また、青森に行きたいです。私の心の故郷でもありますから。

さて、そんな恐山に因んだ歌をご紹介。
恐山(きょうやま)アンナの「恐山ル・ヴォワール」です。

この曲は、武井宏之による漫画作品「シャーマンキング」のヒロイン、恐山アンナが歌った歌です。
恐山アンナ役は、林原めぐみさん。綾波レイやポケモンのムサシなどを演じた声優さんです。
大の武井宏之ファンでもある自分は、子供のころから「シャーマンキング」の虜でした。
あの世とこの世を繋ぐ存在「シャーマン」たちが繰り広げる、500年に一度の戦い「シャーマンファイト」。
主人公の麻倉葉を中心とした魅力ある(ちょっと武井先生らしい変態チックな)キャラクターやストーリーが魅力です。
一度打ち切りとなってしまいましたが、その後完全版にて完結。現在は続編のフラワーズの系譜を継いだ
「シャーマンキング スーパースターズ」を連載しています。

曲の説明に戻りましょう。
この曲は、シャーマンキングのストーリーの中でも特に人気のある、主人公・葉とヒロイン・アンナの出会いを描いた
「恐山ル・ヴォワール編」のラストを締めくくる詩として登場します。
ル・ヴォワールは、フランス語で「出会い」を意味し、隠語として「花嫁のヴェール」という意味でもあります。
曲の最期ではオ・ル・ヴォワール(さよなら)と綴られています。
楽曲として存在していなかった本曲ですが、シャーマンキングのファンでもあったボカロP「かぴたろう」氏が
初音ミクに歌わせた楽曲として作成し、ニコニコ動画に投稿しました。これが、原作者の武井宏之先生に知られると
武井先生はとても感動し、作者公認の楽曲となったのです。

翌年、突如「恐山アンナ」という名の投稿者が本曲を歌った動画を投稿しました。
その声は、恐山アンナを演じた林原めぐみさんにそっくりだったことから、ファンの中で話題になりました。
その後、林原めぐみさん本人が歌ったことが発表されました。
あの時は、私もとても驚いたのを覚えています。

そして、楽曲のリリースも行われ、2020年で再度アニメ化された「シャーマンキング」では
本曲が恐山ル・ヴォワール編のラストに流れたのでした・・・。

今思い返しても、あの感動はなかなか味わえないものでした。
「シャーマンキング」に限らず、武井宏之先生の作品は何かと打ち切りと縁が多いので・・・。
それでも、再度アニメ化されたことも然り、やはり本作はとても熱狂的なファンがいるのです。
私含め・・・(久しぶりにマンキン愛、青森愛が駄々洩れでした)。

今夜も、これを聴いて青森に思いを馳せます。

恐山アンナの「恐山ル・ヴォワール」でした。

それでは。

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