重松清「ハレルヤ!」

大人になった今の私は、幸せなのだろうか・・・大人になるって、どういうことなのだろうか。

そんなことを思わせてくれる本を一冊ご紹介します。

重松清先生の「ハレルヤ!」です。

この物語は、『キヨシロー』こと忌野清志郎の訃報から始まります。

主人公の一人であるアカネは、死んだキヨシローの啓示を受けて、かつてジャズバンド『ショットガン・ホーンズ』のメンバーだった仲間に会いに行くところから始まります。

優しいけれど優柔不断なハクブン。面倒見が良くて愛嬌のあったチャワン。喧嘩も意気投合も一番多かったキョーコ。秀才でリアリズムなカン。

20数年ぶりに合った仲間たちは、46歳になっていました。子供の時には考えもしなかった現実が、それぞれに降りかかっていました。

もう、あの頃の僕たちじゃない。それでも・・・。

「いま、幸せですか?」

その質問に、人生の後半戦を迎えた彼らは、どう答えるのでしょうか。

じんわりと温かくもさびしい、そんなお話です。

重松清先生の「ハレルヤ!」でした。

それでは。

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