「Amazing Grase」by IL DIVO

讃美歌であるアメイジンググレイス。誰しも一度はこの歌を耳にしたことがあると思います。

特にアメリカにおいては、『第2の国歌』とまで言われるほど愛されています。

 

この歌は、作曲者こそ不明のままですが、イギリス人のジョン・ニュートンという牧師によって作詞されたことが分かっています。

当時、父の跡を継いで船乗りをしていたジョンは、奴隷貿易に携わるようになりました。

黒人奴隷は、家畜同様のひどい扱いを受けていました。

しかし、ジョンは他の人と同様、その惨状に何の疑問も抱かずに働いていました。

そんな彼に転機が訪れたのです。

彼の乗っていた商船が嵐に巻き込まれ、沈没しそうになったのです。

その時、彼は生まれて初めて心の底から神に祈るのでした。

結果、船は沈没を免れ、それ以来、彼は酒や賭け事などを辞め、後に牧師の道へと進んでいきます。

そして、この「Amazing Grase」は、奴隷貿易に携わっていたことへ罪悪感を抱くようになった彼が

神への懺悔と、神の愛への感謝を綴った歌となっています。

 

さて、そんな経緯で生まれた本曲ですが、これまで多くのアーティストに歌われ続けてきました。

そんな中で私が一番好きなのは、音楽グループ『IL DIVO(イル・ディーボ)』によって歌われたものです。

IL DIVOは、イギリス発の4人組の男声音楽ユニットであり、

主にクラシック音楽やオペラ調にアレンジしたポップ音楽を歌っています。

メンバー全員がそれぞれ別の国からの出身であり、親善的な音楽活動も多いことから「音楽の親善大使」の異名を持っています。

また、メンバー全員が親日家でもあり、日本ツアーは勿論、東日本大震災の際は被災地訪問も行っています。

さらには、東日本大震災復興ソングである「花は咲く」の英語バージョンも披露しています。

 

しかし、昨年の12月、メンバーの一人であるバリトン担当のカルロス氏が亡くなってしまい、現在は3人で活動しています。

新しいメンバーを加えるのかは不明ですが、今後も応援したいグループの一つでもあります。

Youtubeには、IL DIVOによる「Amazing Grase」が公開されていますので、是非聴いてみてください。

素晴らしい歌声を披露する男声ユニット、IL DIVOによる「Amazing Grase」でした。

それでは。

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