amazarashi「独白」

ここ最近、世間では表現の自由について度々論争が起こっています。

とある漫画の女性キャラクターを広告に使用することを性的搾取か否かだったり・・・

性行為を含むAVを禁止する新法を野党が検討していたり・・・

 

漫画、小説、詩、映画・・・

あらゆる表現が次々と規制されようとしている傾向は、個人的には窮屈でたまりません。

今日は、そんな「表現」について訴える曲を紹介します。

さて、amazarashiのお時間です。

 

今日紹介するのは「ボイコット」。

この曲は、2018年に発売されたシングル『リビングデッド』にて、「独白『検閲済み』」として収録されています。

この「検閲済み」バージョンは、歌の所々にノイズがかけられており、秋田氏が何を歌っているのか見当がつかない状態です。

そう、この「検閲済み」バージョンは、翌年21019年に行われた

amazarashi初の武道館ライブ『朗読演奏実験空間 新言語秩序』において重要な曲となっています。

このライブは、少し変わった取り組みをしており、ライブに先駆けてリリースされた専用のアプリを用います。

そのアプリには「検閲済み」の本曲の歌詞が流れていますが、検閲によって歌詞が隠されています。

その隠された歌詞が、ライブが進むにつれて、徐々に解放されていくのです。

この武道館ライブのスローガンは、「言葉を取り戻せ」。

社会的に悪影響であると判断された言葉が次々と規制され、それを用いるのであれば厳しく罰せられてしまう世界で

言葉の開放を目的として活動する男と、それを取り締まる一人の女性のストーリーが繰り広げられていきます。

そして、ライブの最後には、すべての歌詞が解放された本曲「独白」が歌われます。

本曲のラストでは、秋田氏が「言葉を取り戻せ」と叫ぶように歌うのです。

 

「人を殺すのが言葉なら 人を生かすのも言葉だ。」主人公の一人である男のセリフです。

確かに、悪質な表現は人を傷つける恐れがあります。

しかし、だからと言って蓋をするように規制するばかりでは

表現の幅はみるみる減っていき、なんとも味気のない世界になると思います。

誰かの「嫌い」は、誰かの「好き」かもしれない。

そのくらいの柔軟性を、規制規制と叫んでいる人たちに持ってほしいものですね。

今回紹介した「独白」の開放バージョンは、アルバム『ボイコット』に収録されています。

是非聴いてみてください。

amazarashiの「独白」でした。

それでは。

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