春風亭小朝「菊池寛が落語になる日」

先日、書店に行った際にそのタイトルから衝動買いしたとある1冊。

面白くて、気が付けばあっという間に読み終わってしまいました。

春風亭小朝氏の「菊池寛が落語になる日」です。

 

まずは、作者と菊池寛の紹介を(と思ってもご両人とも有名すぎて必要ないかもしれませんが)

春風亭小朝氏は、言わずと知れた名落語家。

落語の腕は勿論のこと、その愛嬌あるお人柄から、バラエティ番組でもよく見るお方ですね。

そして、菊池寛氏は、20世紀初頭に活躍した作家です。

「父帰る」「恩讐の彼方に」「形」など、国語の教科書にも採用される名作を生み出しながらも

文藝春秋を発刊し、芥川賞、直木賞を創立するなど、今日に至るまでの文学界の礎を気付いた

日本の文学史においても特に重要視される人物です。

 

そんな菊池寛氏の作品9点を、春風亭小朝氏が落語のスタイルとして文章に書き落したのが本作。

菊池寛氏の作品も好きだったし、落語にも興味があった自分にとってはまさに好タイトル。

落語の席には一度しか言ったことのない私ですが、まさに寄席の光景が浮かんでくるようでした。

いつかこのお話を落語の席で聴いてみたいものですね。

とても面白くておすすめの本でした。

菊池寛の作品を落語の作品として現代に蘇らせてくれた小朝師匠に脱帽です。

書店で見かけた際は、是非手に取ってみてください。

春風亭小朝の「菊池寛が落語になる日」でした。

それでは。

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