横尾忠則「言葉を離れる」

今日は本を一冊紹介。

横尾忠則氏の「言葉を離れる」です。

まず、作者の横尾忠則氏について・・・。

 

横尾忠則氏は、国際的にも活躍している美術家です。

週刊新潮の表紙の絵を描いている人と訊かれたら「あぁっ」となる人もいるかもしれません。

幼き頃の経験や、ピカソの作品、三島由紀夫などとの出会いに衝撃を受け、

「自身とは何か」というテーマを追い続け、多くの作品を残してきました。

その絵の独特な世界感は、何か言葉に形容できない魅力があります。

 

その「言葉にならない」というのが今回の話の肝となります。

本書の題名、「言葉を離れる」というように、この本では、本来郵便局員になるつもりだった

少年時の横尾忠則氏本人が、想定外の出会いや経験を経て、

言葉では表せないものを表現するスタイルを確立した美術家となるまでの

半生が綴られた自伝エッセイです。

 

この本を書店で見かけた時、すぐに購入してしまいました。

それは、「え、横尾忠則ってあの横尾忠則か」という驚きよりも

「『言葉を離れる』とな?」という疑問が大きかったからです。

私は、子供のころから、自身の経験もあってか、言葉の力に強く惹かれていました。

宮沢賢治の詩や芥川龍之介の小説

深谷かほるさんの漫画

amazarashiにハンバート・ハンバートの歌

ジャンルこそ多岐に渡れど、言葉の力を強く感じながら育ってきました。

言葉は万能ではないけれど、強い力があると今でも信じて疑わないのです。

そんな私にとって、言葉などの観念的なものよりも、肉体的、感覚的な刺激を

信じてきた横尾忠則氏がどのようなことを書いているのか、ものすごく気になったからです。

 

そして、読んでみました。

その結果は…?

 

ここは敢えて「言葉」にはしないでおきます。

でも、とても面白く読めたことだけは伝えておきます。

書店で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

横尾忠則氏の「言葉を離れる」でした。

 

それでは。

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