芥川龍之介「トロッコ」

今日紹介するのは、日本の近代文学の代表的な小説家、芥川龍之介の作品です。

もはや自分が語るまでもないほど有名な方ですね・・・。

文学研究家でもない自分が、彼の作品の魅力を語るにはおこがましいかもしれないが

個人的に思うのは、やはり短編ながらも作品としての佇まいが美しいというか

とにかく、あっという間に物語に引き込まれて短くも濃い時間を感じるからです。

(あまり多く語ろうとするとボロが出そうなのでこのへんで。)

そんな、芥川作品の中で一番思い出深い作品である「トロッコ」。

他の芥川作品同様、国語の教科書にも使用されているので、知っている方も多いはずです。

実際、この作品との最初の出会いが国語の授業でした。

この物語は、主人公の良平という少年が、村はずれの工事現場で使用されていたトロッコ

に夢中になり、村から遠く離れたところまで冒険してしまうといったお話です。

村から遠く離れたところまで来た良平は、ふと我に返って、怯え泣きながら

暗がりのレール上を走って村へ帰ります。

この物語の好きなところは、外の世界、広い世界へ行ってみたいという

子供の冒険心はもちろんだが、なにより子供ゆえの怯えや恐怖にとても共感できるところです。

作中では、良平は二度恐怖します。

1つは、友人と共にトロッコに乗ろうとした良平達を叱った土工の姿。

もう1つは、村へ帰るときに通ったレール上の光景。

その二つは、良平が大人になってもなお脳裏に深く焼き付いています。

確かに子供の時に怯えたものは強く刻まれるなぁ・・・。

このトロッコを読むたび、僕も小さい時の怖かった思い出や景色を思い出します。

それが何なのかは・・・秘密です。

子供の時に怖かったもの、まだ覚えていますか?

芥川龍之介の「トロッコ」でした。

それでは。

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